映画「あらかわミラクルLOVE!」

「荒川区の地域魅力発信ムービー」

下町の古き良き面影が残る荒川区に実在する様々な世代や職業の人達が繰り広げる、人間模様を描きました。イルミネーション輝くクリスマスのあらかわ遊園で起こる奇跡!愛と涙のファンタジームービーです。


布施博  (如月秋白役)


●プロフィール
足立区出身。少年時代に東京球場、あらかわ遊園、三の輪商店街に何度も遊びにきたという。1984年、倉本聰脚本の「昨日、悲別」での素朴な演技が注目される。以降トレンディードラマで一気にブレイク。脊柱管狭窄症という持病を抱えながらも、ゴルフをひとつのライフワークにするなど積極的に体を動かし、生涯現役を目指している。

●コメント
荒川区は生まれ育った足立区とは川を隔ててすぐのところ。子供の頃の遊び場のひとつでした。
今回の撮影で久々に足を運び、昔の面影を残す場所と全く様変わりした街並みを前に何とも複雑な気持ちになりましたが、今ある風景を将来懐かしいと感じる子供たちがいる。そうやって時代は繰り返されるんだと思うと、今回の映画はのちに荒川区の記録としても楽しむことができる貴重な作品になるでしょうね。
地元愛も含めいろいろなLOVEがあふれる今回の映画に参加出来たこと、とても嬉しく思います


安藤玉恵  (明美役)


●プロフィール
荒川区西尾久出身。実家は、都電荒川線の宮の前駅、徒歩2分のとんかつ店「どん平」。大学在学中に演劇を始め、舞台「花と龍」、連続テレビ小説「らんまん」や映画「ラストマイル」など、様々に活動。5月28日にエッセイ「とんかつ屋のたまちゃん」(幻冬舎)も発売予定。本作では、三の輪商店街にあるスナックのママを演じる」

●コメント
荒川区で撮影する荒川区の物語ということで、お声がかかった時は嬉しかったです。私は西尾久で生まれ商店街の人たちに育ててもらいました。今からは考えられないほど商店街には人がたくさんいて活気のある場所でした。今はお店も人も減り寂しいですが、この映画で下町の人情味を感じてもらえると嬉しいと思っています。都電の魅力も伝わると嬉しいな。この映画に参加できて、自分の荒川区愛を再確認しました。昔ながらのものと新しいものがいい具合に混ざり合いますように。


夏樹陽子  (はるか役)


●プロフィール
ファッションモデルから女優 として映画界デビューする。芸能生活 4 8年、女優であることに情熱を感じて演じ続けている。
車好きとしても知られるが、宝石ブランド「ルシオラ」のジュエリーデザイナーとしても活動する。ライブ・コンサートなど、歌手活動にも活躍している。

●コメント
なんだか撮影中は、メルヘンの世界で過ごしていたような不思議な感覚でした。昔の恋人とのあらかわ遊園でのデートはキラキラしたとても幸せな時間でした。その昔、数年荒川区に住んでいましたが、近所をぷらりと歩くだけでも下町風情があって、小さなパン屋さん、天ぷら屋さん、魚屋さん、、、と、心和むお店が並んでいました。その様な心がほっとする風景、人と人との関わりは、永久だと信じています。画面を通して、その暖かさが伝われば嬉しいです。

追伸 撮影後、使った三河島菜を山盛り持ち帰り、3時間ほどかけて洗って茹でて、冷凍保存。炒め物やおひたしにと大活躍したことを、ご報告します!意外と葉っぱが大きい割に柔らかく、おいしかったです!

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林家三平  (洋一役)


●プロフィール
台東区根岸生まれの落語家。「昭和の爆笑王」初代林家三平の次男。
2015年、松村克弥が監督を務めた「サクラ花桜花最期の特攻」に出演。
その縁で、戦時中に戦意高揚のため作られた「国策落語」を口演。平和を訴え続けている。

●コメント
子供の頃、母親から小遣いをもらい荒川の商店街に遊びに行った。商店街は、駄菓子屋、総菜屋など色いろなお店が並びレトロな昭和だった。そこで大事な大事な小銭と揚げたてコロッケを交換してもらう。その場で食べたコロッケの何と美味しかったこと・・・それだけではない。食べ物に感謝しお金の大切さを学んでいった。
50円で何が買えるか?商品の値段を見比べ金銭感覚を身につけていった。さらに大人達のやり取りを聞き、礼儀やマナーを自然に学んだいった。
電子マネーやキャッシュレス決済が当り前の時代。現金のやり取りができる貴重な場所、商店街。「有難う!また来てね!」という言葉のやり取りが行き交う商店街の復活を願うと同時に、親子でこの映画を観て欲しいと心から思っています。


小宮孝泰  (神永昌之役)


●プロフィール
神奈川県小田原市出身。渋谷のストリップ劇場でコントの修行中には、荒川区東尾久に住んでいたことも。漫才ブーム中に「コント赤信号」で活躍するも、以後は俳優としての活動がめざましく、舞台やドラマに映画、英語劇や落語にも精力的に取り組んでいる。2012年、夫人を乳がんで亡くしている(本作では妻を亡くした独居老人を演じる)

●コメント
東尾久に住んでいた2年間はコントの修行中で、時間にも心にも余裕がなくて町を楽しむなんてことは出来なかったです。深夜の銭湯と、週に一度の贅沢の五目そばと、小1時間だけ立ち寄る居酒屋が思い出です。まだ23、4歳でした。今回の映画で、こんな微笑ましい場所が沢山あったことに気づかせてもらいました。幾つになっても素敵な恋が芽生えるかもと思わせてくれる可愛い観覧車に拍手です。今年のクリスマスにはどんなことが起きるのとワクワクしている私は、もう69歳になりました。


城戸真亜子  (麗役)


●プロフィール
荒川区在住の洋画家、タレント。荒川区観光大使でもある。「リバーハープコート南千住」の住宅棟の敷地内にあるオブジェは、墨田川やハーブ、音楽を連想させ新しい街の暮らしの場を、やさしく暖かく演出している。13年にわたる認知症の義母の介護経験を基にした講演も数多く、「母と私の介護絵日記」など発行している。

●コメント
人の心を救うのは人の優しさ。荒川区にはそんな人の優しさがあふれています。顔を合わせれば挨拶をする。困っていたら手を貸す。おかしなことをしていれば注意する。ご近所の様々な世代の人々が家族のように思いあう。放っておかないのです。それをおせっかいと感じる人もいるかもしれませんがおせっかいなくらいがちょうどいいと思うのです。私は28歳からこの町に住み始め、かれこれ30年以上経ちますが、いつも町の方々の優しさに支えられていると感じます。
この映画には荒川区の魅力が素敵なストーリーとして描かれています。たくさんの方にご覧いただき、ここに遊びに行きたいなぁ、住みたいなぁと思っていただけたらうれしいです。


城之内正明  (大輔役)


●プロフィール
1975年9月5日 茨城県生まれ。大学を卒業後、劇団ひまわりに2000年〜2013年まで在籍。その間、主に舞台や学校公演を中心に活動し、劇団を退団後、映画を中心に活動を始める。松村克弥 監督作品には2013年公開の『天心』から常に出演している。本作品では、ジョイフル三の輪商店街にある「お惣菜の店 きく」の息子を演じる。

●コメント
荒川区との関わりは、2016年に遊園地通り商興会が商店街を盛り上げようと作った松村克弥監督作品「アラカワグラフィティ」から始まり、本作品にまで至りました。
本作品では商店街の魅力はもちろんのこと、どこか懐かしさを感じたり、いつでもそこにあり帰ってきたくなる場所、商店街の人達が大きな家族に感じられるよう意識して演じました。


松村克弥  (監督)


●プロフィール
周囲を笑わせ元気づけた小児がん少女の実話を映画化した「神さま待って!お花が咲くから」(2023年・新倉聖菜 竹下景子 高畑淳子)シリアスなテーマを生き生きとしたタッチで少女の短い人生を描き、さわやかな感動を広げました。その他にもさまざまなジャンルの大作を手がけ明治の美術界に足跡を残した岡倉天心の人生を描いた「天心」(主演・竹中直人 中村獅童 石黒賢 温水洋一)戦後70年の2020年、知られざる特攻の悲劇「サクラ花~桜花最期の特攻~」(緒形直人 渡辺裕之 林家三平 語り・役所広司)戦後75年は長崎の被爆を描いた「祈り~幻に長崎を想う刻」(出演・高島礼子、黒谷友香、柄本明 美輪明宏 歌:さだまさし)でロサンゼルス映画祭大林宜彦受賞出演。バチカン市国で特別上映されました。
他にも住民と鉱山会社が対立、葛藤を超えて煙害を克服し世界一の大煙突を建てる新田次郎原作を映画化した「ある町の高い煙突」(井手麻渡 吉川晃司 仲代達矢 六平直政 大和田伸也)住民と鉱山が深い絆で公害を克服する実話を描き中国3大映画祭のシルクロード映画祭・特別招待作品に選ばれ、多くの感動を呼びました。
数々の名優たちが出演した大作映画を演出し公益財団法人荒川区芸術文化振興財団の新聞で「荒川の人」に紹介され、荒川区に住む実力派、松村克弥監督が渾身の映像で地元あらかわ遊園を描きます!

松村監督の作品詳細

布施博
(如月秋白役)

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●プロフィール
足立区出身。少年時代に東京球場、あらかわ遊園、三の輪商店街に何度も遊びにきたという。1984年、倉本聰脚本の「昨日、悲別」での素朴な演技が注目される。以降トレンディードラマで一気にブレイク。脊柱管狭窄症という持病を抱えながらも、ゴルフをひとつのライフワークにするなど積極的に体を動かし、生涯現役を目指している。

●コメント
荒川区は生まれ育った足立区とは川を隔ててすぐのところ。子供の頃の遊び場のひとつでした。
今回の撮影で久々に足を運び、昔の面影を残す場所と全く様変わりした街並みを前に何とも複雑な気持ちになりましたが、今ある風景を将来懐かしいと感じる子供たちがいる。そうやって時代は繰り返されるんだと思うと、今回の映画はのちに荒川区の記録としても楽しむことができる貴重な作品になるでしょうね。
地元愛も含めいろいろなLOVEがあふれる今回の映画に参加出来たこと、とても嬉しく思います


安藤玉恵
(明美役)

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●プロフィール
荒川区西尾久出身。実家は、都電荒川線の宮の前駅、徒歩2分のとんかつ店「どん平」。大学在学中に演劇を始め、舞台「花と龍」、連続テレビ小説「らんまん」や映画「ラストマイル」など、様々に活動。5月28日にエッセイ「とんかつ屋のたまちゃん」(幻冬舎)も発売予定。本作では、三の輪商店街にあるスナックのママを演じる」

●コメント
荒川区で撮影する荒川区の物語ということで、お声がかかった時は嬉しかったです。私は西尾久で生まれ商店街の人たちに育ててもらいました。今からは考えられないほど商店街には人がたくさんいて活気のある場所でした。今はお店も人も減り寂しいですが、この映画で下町の人情味を感じてもらえると嬉しいと思っています。都電の魅力も伝わると嬉しいな。この映画に参加できて、自分の荒川区愛を再確認しました。昔ながらのものと新しいものがいい具合に混ざり合いますように。


夏樹陽子
(はるか役)

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●プロフィール
ファッションモデルから女優 として映画界デビューする。芸能生活 4 8年、女優であることに情熱を感じて演じ続けている。
車好きとしても知られるが、宝石ブランド「ルシオラ」のジュエリーデザイナーとしても活動する。ライブ・コンサートなど、歌手活動にも活躍している。

●コメント
なんだか撮影中は、メルヘンの世界で過ごしていたような不思議な感覚でした。昔の恋人とのあらかわ遊園でのデートはキラキラしたとても幸せな時間でした。その昔、数年荒川区に住んでいましたが、近所をぷらりと歩くだけでも下町風情があって、小さなパン屋さん、天ぷら屋さん、魚屋さん、、、と、心和むお店が並んでいました。その様な心がほっとする風景、人と人との関わりは、永久だと信じています。画面を通して、その暖かさが伝われば嬉しいです。

追伸 撮影後、使った三河島菜を山盛り持ち帰り、3時間ほどかけて洗って茹でて、冷凍保存。炒め物やおひたしにと大活躍したことを、ご報告します!意外と葉っぱが大きい割に柔らかく、おいしかったです!

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林家三平
(洋一役)

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●プロフィール
台東区根岸生まれの落語家。「昭和の爆笑王」初代林家三平の次男。
2015年、松村克弥が監督を務めた「サクラ花桜花最期の特攻」に出演。
その縁で、戦時中に戦意高揚のため作られた「国策落語」を口演。平和を訴え続けている。

●コメント
子供の頃、母親から小遣いをもらい荒川の商店街に遊びに行った。商店街は、駄菓子屋、総菜屋など色いろなお店が並びレトロな昭和だった。そこで大事な大事な小銭と揚げたてコロッケを交換してもらう。その場で食べたコロッケの何と美味しかったこと・・・それだけではない。食べ物に感謝しお金の大切さを学んでいった。
50円で何が買えるか?商品の値段を見比べ金銭感覚を身につけていった。さらに大人達のやり取りを聞き、礼儀やマナーを自然に学んだいった。
電子マネーやキャッシュレス決済が当り前の時代。現金のやり取りができる貴重な場所、商店街。「有難う!また来てね!」という言葉のやり取りが行き交う商店街の復活を願うと同時に、親子でこの映画を観て欲しいと心から思っています。


小宮孝泰
(神永昌之役)

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●プロフィール
神奈川県小田原市出身。渋谷のストリップ劇場でコントの修行中には、荒川区東尾久に住んでいたことも。漫才ブーム中に「コント赤信号」で活躍するも、以後は俳優としての活動がめざましく、舞台やドラマに映画、英語劇や落語にも精力的に取り組んでいる。2012年、夫人を乳がんで亡くしている(本作では妻を亡くした独居老人を演じる)

●コメント
東尾久に住んでいた2年間はコントの修行中で、時間にも心にも余裕がなくて町を楽しむなんてことは出来なかったです。深夜の銭湯と、週に一度の贅沢の五目そばと、小1時間だけ立ち寄る居酒屋が思い出です。まだ23、4歳でした。今回の映画で、こんな微笑ましい場所が沢山あったことに気づかせてもらいました。幾つになっても素敵な恋が芽生えるかもと思わせてくれる可愛い観覧車に拍手です。今年のクリスマスにはどんなことが起きるのとワクワクしている私は、もう69歳になりました。


城戸真亜子
(麗役)

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●プロフィール
荒川区在住の洋画家、タレント。荒川区観光大使でもある。「リバーハープコート南千住」の住宅棟の敷地内にあるオブジェは、墨田川やハーブ、音楽を連想させ新しい街の暮らしの場を、やさしく暖かく演出している。13年にわたる認知症の義母の介護経験を基にした講演も数多く、「母と私の介護絵日記」など発行している。

●コメント
人の心を救うのは人の優しさ。荒川区にはそんな人の優しさがあふれています。顔を合わせれば挨拶をする。困っていたら手を貸す。おかしなことをしていれば注意する。ご近所の様々な世代の人々が家族のように思いあう。放っておかないのです。それをおせっかいと感じる人もいるかもしれませんがおせっかいなくらいがちょうどいいと思うのです。私は28歳からこの町に住み始め、かれこれ30年以上経ちますが、いつも町の方々の優しさに支えられていると感じます。
この映画には荒川区の魅力が素敵なストーリーとして描かれています。たくさんの方にご覧いただき、ここに遊びに行きたいなぁ、住みたいなぁと思っていただけたらうれしいです。


城之内正明
(大輔役)

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●プロフィール
1975年9月5日 茨城県生まれ。大学を卒業後、劇団ひまわりに2000年〜2013年まで在籍。その間、主に舞台や学校公演を中心に活動し、劇団を退団後、映画を中心に活動を始める。松村克弥 監督作品には2013年公開の『天心』から常に出演している。本作品では、ジョイフル三の輪商店街にある「お惣菜の店 きく」の息子を演じる。

●コメント
荒川区との関わりは、2016年に遊園地通り商興会が商店街を盛り上げようと作った松村克弥監督作品「アラカワグラフィティ」から始まり、本作品にまで至りました。本作品では商店街の魅力はもちろんのこと、どこか懐かしさを感じたり、いつでもそこにあり帰ってきたくなる場所、商店街の人達が大きな家族に感じられるよう意識して演じました。


松村克弥
(監督)

詳細を見る

●プロフィール
周囲を笑わせ元気づけた小児がん少女の実話を映画化した「神さま待って!お花が咲くから」(2023年・新倉聖菜 竹下景子 高畑淳子)シリアスなテーマを生き生きとしたタッチで少女の短い人生を描き、さわやかな感動を広げました。その他にもさまざまなジャンルの大作を手がけ明治の美術界に足跡を残した岡倉天心の人生を描いた「天心」(主演・竹中直人 中村獅童 石黒賢 温水洋一)戦後70年の2020年、知られざる特攻の悲劇「サクラ花~桜花最期の特攻~」(緒形直人 渡辺裕之 林家三平 語り・役所広司)戦後75年は長崎の被爆を描いた「祈り~幻に長崎を想う刻」(出演・高島礼子、黒谷友香、柄本明 美輪明宏 歌:さだまさし)でロサンゼルス映画祭大林宜彦受賞出演。バチカン市国で特別上映されました。
他にも住民と鉱山会社が対立、葛藤を超えて煙害を克服し世界一の大煙突を建てる新田次郎原作を映画化した「ある町の高い煙突」(井手麻渡 吉川晃司 仲代達矢 六平直政 大和田伸也)住民と鉱山が深い絆で公害を克服する実話を描き中国3大映画祭のシルクロード映画祭・特別招待作品に選ばれ、多くの感動を呼びました。
数々の名優たちが出演した大作映画を演出し公益財団法人荒川区芸術文化振興財団の新聞で「荒川の人」に紹介され、荒川区に住む実力派、松村克弥監督が渾身の映像で地元あらかわ遊園を描きます!


 荒川地区

(死期を悟った)はるか(78歳)が謎の青年(はるかの娘時代の恋人の幻影)に、自分の娘時代の街の様子や都電の思い出、先人に聞いた荒川の歴史を語っていく。そして「もう一度、江戸東京野菜・三河島菜を食べてみたい」と願うはるか。青年ははるかを三河島菜が植えてある菜園に案内する。そして、思い出のあらかわ遊園にやって来る二人。紙芝居を聞きに大勢の子供たちが集まっていた。紙芝居を通してファンタジーとして今と昔が入り混じっていく。幻のような夏の光景が展開し、心が震えていくはるか。ふと、顔を上げると、もうベンチには青年はいなかった。
*はるか・・・夏樹陽子

 町屋地区

空き家などの住宅が密集する町屋地区。妻に先立たれ、子供たちも独立した一流大学卒の元エリートサラリーマンが引っ越してくる。
防災活動をしていている孫同然の女子中学生が、この男と見守り活動を通じて親しくなろうとするが・・・。活動をきっかけに次第に打ち解けていく。女子中学生は男に祖母を紹介する。夫に先立たれた祖母は、まだまだ美しい独居おばあちゃんだった。年末のクリスマス。男と祖母は・・・
*一人暮らしの男・・・・小宮孝泰
*中学生の祖母 ・・・・城戸真亜子

 南千住地区

三の輪銀座商店街、通称「ジョイフル三の輪」にあるスナック「白鳥」は、荒川の住人が集い、愚痴を言いあったり、地域の問題を話し合ったりしている。地域生活に欠かせない商店街の老舗総菜屋「キク」は、女亭主が病で倒れる。商店街を盛り上げるため、総菜屋が無くなることは地域の問題でもある。「白鳥」のママは、幼馴染の「キク」の一人息子を説得。一人息子は、意を決して店を継ぐ。
厨房に立つのも嫌だった一人息子だったが、紅しょうが天を買いにくる人たちの笑顔を見ると、ジョイフル三の輪の良さが分かってくる。そして、この「紅しょうが天」が次々と奇跡(ミラクル)を起こす。
*「キク」の客・林家三平
*「白鳥」のママ・安藤玉恵
*江戸文字の大家・布施博

 日暮里地区

伝統工芸技術の世界は後継者不足が深刻。江戸文字の師匠は、後継者育成に悩んでいる。職人の常識と、地域の常識、若者の価値観の違い。
そんな中、落語に興味を持つ女性が一念発起して入門を決意する。修業の日々が始まるが・・・。

 尾久地区

パン職人だった父を目標に、自身も地元のあさがお作業所でパン職人として新たな一歩を踏み出した女性。クリスマスが近づき、作業所自慢のシュトーレン作りに励む日々。いよいよクリスマス、このシュトーレンからあらかわ遊園で奇跡が・・・。

荒川地区

(死期を悟った)はるか(78歳)が謎の青年(はるかの娘時代の恋人の幻影)に、自分の娘時代の街の様子や都電の思い出、先人に聞いた荒川の歴史を語っていく。そして「もう一度、江戸東京野菜・三河島菜を食べてみたい」と願うはるか。青年ははるかを三河島菜が植えてある菜園に案内する。そして、思い出のあらかわ遊園にやって来る二人。紙芝居を聞きに大勢の子供たちが集まっていた。紙芝居を通してファンタジーとして今と昔が入り混じっていく。幻のような夏の光景が展開し、心が震えていくはるか。ふと、顔を上げると、もうベンチには青年はいなかった。
*はるか・・・夏樹陽子

町屋地区

空き家などの住宅が密集する町屋地区。妻に先立たれ、子供たちも独立した一流大学卒の元エリートサラリーマンが引っ越してくる。防災活動をしていている孫同然の女子中学生が、この男と見守り活動を通じて親しくなろうとするが・・・。活動をきっかけに次第に打ち解けていく。女子中学生は男に祖母を紹介する。夫に先立たれた祖母は、まだまだ美しい独居おばあちゃんだった。年末のクリスマス。男と祖母は・・・
*一人暮らしの男・・・・小宮孝泰
*中学生の祖母 ・・・・城戸真亜子

南千住地区

三の輪銀座商店街、通称「ジョイフル三の輪」にあるスナック「白鳥」は、荒川の住人が集い、愚痴を言いあったり、地域の問題を話し合ったりしている。地域生活に欠かせない商店街の老舗総菜屋「キク」は、女亭主が病で倒れる。商店街を盛り上げるため、総菜屋が無くなることは地域の問題でもある。「白鳥」のママは、幼馴染の「キク」の一人息子を説得。一人息子は、意を決して店を継ぐ。
厨房に立つのも嫌だった一人息子だったが、紅しょうが天を買いにくる人たちの笑顔を見ると、ジョイフル三の輪の良さが分かってくる。そして、この「紅しょうが天」が次々と奇跡(ミラクル)を起こす。
*「キク」の客・林家三平
*「白鳥」のママ・安藤玉恵
*江戸文字の大家・布施博

日暮里地区

伝統工芸技術の世界は後継者不足が深刻。江戸文字の師匠は、後継者育成に悩んでいる。職人の常識と、地域の常識、若者の価値観の違い。そんな中、落語に興味を持つ女性が一念発起して入門を決意する。修業の日々が始まるが・・・。

尾久地区

パン職人だった父を目標に、自身も地元のあさがお作業所でパン職人として新たな一歩を踏み出した女性。クリスマスが近づき、作業所自慢のシュトーレン作りに励む日々。いよいよクリスマス、このシュトーレンからあらかわ遊園で奇跡が・・・。